✅ シニアサッカーってなに?
✅ どんなルールや大会があるの?
✅ どこの組織がどうやって運営管理してるの?
本記事はシニアサッカーの仕組みやルールについてまとめました。
シニアサッカーとは
シニアサッカーとは40歳以上の世代のサッカーです。そのため、39歳以下の人は参加できません。
シニアサッカーの年代別カテゴリ
シニアサッカーは以下のとおり、10歳ごとの年代別にカテゴリ分けされています。
→オーバー40(=O40)
・50歳以上
→オーバー50(=O50)
・60歳以上
→オーバー60(=O60)
・70歳以上
→オーバー70(=O70)
シニアサッカーの魅力
シニアサッカーにはたくさんの魅力があります。
「純粋にサッカーが楽しい!」のが一番ですが、それ以外にも次の魅力が挙げられます。
仲間ができる
シニアサッカーは、20-30人の大人が一つのチームにまとまって戦い、時には家族連れで飲み会やBBQ等で交流することもあります。
大人になってからサッカーで人とつながり、ただ楽しむことを目的とした仲間が作れるのはシニアサッカーの大きな魅力です。
会社や仕事の付き合いでフットサルなどやることもありますが、立場や責任も関わってくるため、なかなかそうはいきません。
健康面で良い効果がある
サッカーは走る・飛ぶ・体をひねるなど、全身運動です。
普通に過ごしてたら、40歳過ぎた大人がボール目がけて全力疾走するなんてほとんどないでしょう^^;
シニアサッカーをするようになってから、
「痩せた」
「血圧が下がった」
「歩くのが楽になった、速くなった」
「精神的に前向きになった」
「明るくなった」
などなど、健康面で良い効果が生まれてる人がたくさんいます。
こういった点もシニアサッカーの魅力の一つです。
※ただしケガする人も非常に多いのでその点は注意です。
戦う気持ち・熱い気持ちが湧いてくる
シニア世代は仕事や家庭のことで日々追われ、疲れてちょっと気力が落ちてしまいがちです。
でもシニアサッカーをすれば、試合で目の前の敵と戦わなければいけませんし、勝ち負けがハッキリとします。
試合に出ることで闘争心が湧いてきます。
「戦うぞ!」
「敵に勝ちたい!」
「点を獲りたい!」
戦う強い気持ちを持つと、仕事や私生活にも良い効果が生まれます。
シニアサッカーの全国大会
日本サッカー協会が主催するシニアサッカー全国大会が毎年開催されています。
この歳になって「全国大会を目指して戦う!」というのは、競技志向の強い人にとっては良い目標になると思います。
各年代のシニアサッカーの全国大会
例えば、2019年は以下の全国大会が開催されました。
年に一度、全国の予選を勝ち抜いてきたチームが集って開催されます。
・40歳以上
JFA 第7回全日本O-40サッカー大会
・50歳以上
JFA 第18回全日本O-50サッカー大会
・60歳以上
JFA 第19回全日本O-60サッカー大会
・70歳以上
JFA 第13回O-70サッカーオープン大会
上位チームには元JリーガーやJFLプレイヤー、全国大会の経験者などが在籍してるので、シニアといえどかなりレベルの高い大会となっています。
シニアサッカーの全国大会の動画
日本サッカー協会がシニアサッカーの全国大会の様子を動画で紹介しています。
プレイヤーたちは楽しみつつもかなり真剣にサッカーに取り組んでいます。
以下の動画は各年代別の決勝戦の様子です。
【2019年JFA 第7回全日本O-40サッカー大会 決勝戦 ハイライト】
【JFA 第18回全日本O-50サッカー大会 決勝ハイライト】
【JFA 第19回全日本O-60サッカー大会 6/3 決勝ハイライト】
シニアサッカーのルール
シニアサッカーも基本的なルールは「サッカー競技規則」が採用されています。
ただし、試合時間・交代・使用ボールなどについては、シニア用ルールが設定されています。
主なシニア向けルールをまとめました。
<全国大会のシニア向けルール>
040 | 050 | 060 | 070 | |
試合時間 | 50分(前後半25分) | 50分(前後半25分) | 40分(前後半20分) | 40分(前後半20分) |
交代要員 | 14名まで | 14名まで | 14名まで | 14名まで |
交代ルール | 再出場可 | 再出場可 | 再出場可 | 再出場可 |
ボール | 通常ボール | 軽量ボール | 軽量ボール | 超軽量ボール |
※リーグや大会・年代ごとに独自のルールが設定されています。
各都道府県のシニアサッカー協会・連盟まとめ
全国の主なシニアサッカー関連の組織をまとめました。
こうして見ると、全国的にシニア世代がサッカーを始めやすい環境づくりがされていることがよく分かります。
北海道エリア
東北エリア
東北サッカー協会
青森県サッカー協会
岩手県サッカー協会
山形県サッカー協会
秋田県サッカー協会
宮城県サッカー協会
福島県サッカー協会
北信越エリア
北信越サッカー協会
新潟県サッカー協会
長野県サッカー協会
石川県サッカー協会
福井県サッカー協会
富山県サッカー協会
関東エリア
関東サッカー協会
東京都サッカー連盟
神奈川サッカー協会シニア部会
千葉県サッカー協会
埼玉県サッカー協会
群馬県サッカー協会
山梨県サッカー協会
茨城県サッカー協会
栃木県サッカー協会
東海エリア
東海サッカー協会
静岡県サッカー協会
愛知県サッカー協会
岐阜県サッカー協会
三重県サッカー協会
関西エリア
関西サッカー協会
和歌山県サッカー協会
奈良県サッカー協会
滋賀県サッカー協会
京都府サッカー協会
大阪府サッカー協会
神戸のシニアサッカー
中国エリア
中国サッカー協会
広島県サッカー協会
山口県サッカー協会
岡山県サッカー協会
鳥取県サッカー協会
島根県サッカー協会
四国エリア
四国サッカー協会
愛媛県サッカー協会
香川県サッカー協会
高知県サッカー協会
徳島県サッカー協会
九州エリア
九州サッカー協会
福岡県サッカー協会
佐賀県サッカー協会
中津市サッカー協会
長崎県サッカー協会
熊本県サッカー協会
鹿児島県サッカー協会
宮崎県サッカー協会
沖縄県サッカー協会
なお、上記以外でも各地域でシニアサッカーの組織や委員会、独自のコミュニティがたくさんあるようです。
どうせシニアサッカーをやるなら、「自分に合った良いチームでやりたい」と思うはずです。
そこで、私の経験から自分に合ったシニアサッカーチームの見分け方を以下の記事でご紹介していますので、チームを探している方はぜひこちらをご覧ください。
今回は以上となります。